落ち着いた環境で行う

遺品整理は落ち着いた環境で

遺品整理というと親類一同が血眼になって遺品を奪い合うイメージがあるかも知れませんが、そのような事はありません。そもそも遺品と遺産は全く異なるものであり、そうした奪い合いが発生するのは資産価値のある遺産のみであり、遺品の方にはそうそう価値あるものが隠れていることは無いでしょう。遺品整理の目的は個人の資産を分配、整理することでは無く、資産価値の無い遺品でも故人の思い出の品として形見分けをすることが目的なのです。故人が生前大切にしていた物品でも、そのどれもが価値のある遺産であるとは限らず、むしろ多いのは故人にしか価値が分からないような物品ばかりでしょう。しかし、故人と身内にとっては大切な思い出の品々であり落ち着いた雰囲気で粛々と行わなければならない儀式と言えます。

遺品を通して故人を偲ぶ

遺品整理によって遺品を分配する形見分けによって、残された遺族や親類縁者はより深く故人の思い出を偲び続けることができます。どんなに亡くなった当初は悲しんでいても、葬式が終って時間が過ぎレ太その悲しみも薄れ、思い出も希薄になっていくでしょう。それは当然のことであり仕方の無いことではありますが、より深く故人の思い出を憶えておきたい場合に有効なのが遺産整理であり形見分けなのです。形の無い記憶に頼るからこそ、思い出はどんどん失われていくのであり、形見分けによって形ある思い出の品を身近に置いておけば、思い出が失われることを先延ばしにすることができるでしょう。もし故人の思い出を忘れてしまったとしても、ふと遺品整理で手にした遺品を目にしたことで忘れていた思い出を鮮明に思い出すことが期待できます。